日本初のサルサ専門スタジオを経営するなど、サルサダンスを日本に普及させた草分け的存在として活躍してきた。
数万人を超える男女を指導し、不倫、結婚、離婚など様々な男女問題に深く関わってきた。

大学卒業後、システムエンジニアとして大手システム会社で働いていた時に、当時まだ日本で知られていなかったサルサダンスに出会い、その楽しさを伝えたいという思いから、システムエンジニアを辞め、アメリカNYでサルサを学び、日本で指導を始める。

ダンスパートナーであるラテン人と結婚して、一緒に仕事を行うが、文化の違いや女性問題などで喧嘩が絶えない日々が続く。精神的に落ち込み、死を考える事もあり心が病む日々が続く。

パートナーに変わって欲しいという思いを抱きながら、心理学を学び始め、自分が変容する楽しみを知る。

専門的に心理学を学ぶため、青山学院大学大学院に入学し、臨床心理士の資格を取得する。さらに心と身体のつながりを研究するために、学会発表や論文投稿などを行いながら、筑波大学でヒューマンケア科学博士号を取得する。

パートナー関係が上手くいっていないことで、スクール自体の運営も危うくなっていたが、心理学で学んだコミュニケーションスキル、チームビルデイング、男女の違いや個々の特性を生かした指導法などを取り入れ、日本で最も大きなサルサスクールになるまでに成長させる。多くの指導者を育成し日本にサルサを広げた功績が、国内や海外から評価され、表彰される。

人々が悩みを解決し、その人が望む未来が実現した時の笑顔を見るのが楽しく、これらのスキルをより多くの人に伝えたいと考え、臨床や企業へも活動を広げる。

人との関わりが気薄になり、ストレス社会と言われている現代に、人間関係の構築は重要な課題であると考え、幸せな男女関係を築ける人々を増やすべく意欲的に活動している。

■保有資格
・ヒューマン・ケア科学博士（筑波大学大学院）
・臨床心理士
・ICI コーチ(international association of coaching institute)
・介護初任者研修
・介護予防指導員
・ダンスムーブメント指導員
・NLPトレーナー（実践心理学、神経言語プログラミング）
・ICI( International association of coaching institute)認定コーチ
・IYC公認ヨガインストラクター
・kane school of core integration認定ピラティスインストラクター
・トランスフォーミングコミュニケーショントレーナー

■受賞した賞
・In Appreciation Of Your Lifetime Contributions to Salsa in Tokyo
・International Salsa Dancers
・オルケスタ・デ・ラ・ルス主宰のコンテストで準優勝
・筑波大学大学院ヒューマンケア科学専攻長賞

■研究業績
投稿論文　
・ペアダンスの効果、ダンスセラピー研究、7,27-33,2013
・認知症高齢者に対するダンスセラピーの効果検討、日本認知症予防学会誌、3,2-12,2014
・ペアダンスを用いた一過性のダンスセラピープログラムの心理的効果について、ストレス科学、29,2015
・ダンス音楽に対する心理的・神経生理学的効果に関する研究、文理シナジー学会、 21,7-13,2017

学術雑誌等又は商業誌における解説、総説
・アルツハイマー病の軽度認知障害、星和書店、精神科治療学第30巻、2015
・老年期うつ病、新薬と臨床、9月号、2015

博士論文
・ペアダンスムーブメントセラピーの心理的および神経生理学効果に関する研究